マーケティング戦略論第3回の授業では、前回と同様、ケースメソッドの手法を用いてディスカッションを行った。
使用教材
今回は経営戦略論Ⅰと同様、中小企業基盤整備機構の経営支援情報センターが独自に開発した「ケース教材」を使用。ケースはいいちこでおなじみの株式会社三和酒類。下記、中小機構のケース教材のページから引用。
ケース「三和酒類株式会社」 <マーケティング>(2007年1月) 麦焼酎「いいちこ」を全国ブランドに発展させたマーケティング戦略を分析するケース
コアに専念し、コア以外は信頼のおける者に一任をする。
三和酒類株式会社は4PでいうProductに専念し、Promotion、Placeはアウトソーシングをしているように僕は感じた(違ってたらすみません)。コアに集中することで、製品を常に改良・改善でき、固定ファンを離さない。そんな風な印象をもった。 特徴的なことは、プロモーションについてはアートディレクターの河北秀也氏に一任している点。たまたま河北氏の姉夫婦が三和酒類で働いていた縁もあって、最初は断ったものの、後々から引き受けたそうだ。成功企業にはこういった運の要素も多分にあると思う。 いいちこのポスターは、僕も以前から、インパクトのある美しいポスターだなーと思っていたので、このケースを読んで納得した。アイキャッチの画像は赤坂見附の駅にはってあったポスター。ピンぼけですみません。
内容について詳しいことは書けないのだけれど、検索したら下記資料がでてきたので興味のある人は読んでみるといいかも。
2006年度第12回物学研究会レポート「『いいちこ』のブランドとイメージ戦略」河北秀也氏
僕は広告が好き。特にNO MUSIC, NO LIFE. でおなじみの箭内道彦さんの広告が好き。学部時代にはブレーンやコマフォトなどの広告系雑誌をよく読んでいた。また読んでみよう、そんな気にさせてくれた今回のケース学習でした。