診断士養成課程の入学試験で何が質問されるかは、すべて中小企業庁のサイトに書いてある。

先日の授業で先生がぽろっと言った言葉を僕は見逃さなかった。
「診断士養成課程の入学試験の面接で何が質問されるかは、すべて中小企業庁のサイトに書いてある。」
早速調べてみると、以下のページが見つかった。

中小企業庁:登録養成機関の登録に係る運用

これは中小企業庁からの中小企業診断士登録養成課程の実施を目指す企業等へのメッセージだ。標準的なカリキュラムや、指導員の選定要領など細かく書いてある。受験生が注目すべきはずばり「受講生選考要領(PDF)」であろう。ここの「選考方法等」にはこう書いてある。

面接審査は、受講者を個々に面接する個別面接法により、登録養成課程の受講の適性を審査する目的から、1受講動機、2協調性・コミュニション能力、3積極性・態度・表現力、 4健康面、5資金面、6研修への専念度の6項目から評定する。

面接審査の評価項目−評価項目の視点

  • 研修の趣旨を理解しているか
  • 面接時の質問に対する回答が適切か。コミュニケーション面の問題がないか
  • 面接時の態度等の姿勢が適当か
  • 健康面の支障がないか
  • 受講料以外の合宿費、生活費等の懸念がないか
  • 全研修日程出席可能か。ダブルスクール、アルバイト等の予定がないか

僕が受験したときのレポートは下記のエントリにまとめてあるので見比べて欲しい。

大学院の中小企業診断士登録養成課程へ進学するために〜入学試験について | Stone Soup PJ

ずばり同じ内容を聞かれている。エントリには書き忘れたが、ダブルスクールのことも聞かれた記憶がある。「面接官の言い回しが独特で」と書いたのは「本校の志望理由は?」とストレートに聞かれたのではなく、研修の趣旨を理解しているか?のように聞かれていたからだと気づいた。

ちなみに研修の趣旨(研修のコンセプトのことだと思われる)は標準カリキュラム(PDF)に書いてある。いくつか抜粋するとこんな感じ。

(1)養成する中小企業診断士像
1 全社的視点で、中小企業経営についての現場感覚に根ざした戦略的な問題発見・問題解決について、的確な支援施策の活用を考慮に入れた助言ができる経営コンサルタントを養成する。
○ 「現場感覚」とは、企業の現状を的確に把握するとともに、中小企業の特性を踏まえて企業経営を考えることができる能力。
○ 「戦略的」とは、5~10年後の競争優位を築けるあるべき姿とシナリオを描くことができる能力。
○ 「助言」とは、経営目標の達成に向けて、経営者・社員の自発的行動を促しつつアドイスができる能力。
○「経営コンサルタント」とは、これら能力を有し、支援対象となる企業に長期にわたり付加価値をもたらし、組織の目的と目標の達成(実行)を支援するサービス提供者を言う。
※中小企業が抱える課題解決を助言するにあたっては、用意されている様々な中小企業支援策の有効な活用を助言することも必要です。

2 中小企業診断士としての自らの貢献領域を認識し、その修得を志向する経営コンサルタント。
・「貢献領域」 :中小企業経営に付加価値を提供できる自分自身の専門領域・ブランド

ほかにも細かいことが書いてあるので、受験生は必ず読んだ方が良いと思う。残念ながら僕が受験した時は存在すら知らなかったのだけれど、今読んでも勉強になることが多い。

城西国際大学の中小企業診断士登録養成課程の入試は全4回。1回目の入試はすでに終了している。今年は倍率が高いらしく、2回目の入試で定員になってしまいそうな勢いなのだそう。受験される方はお早めに!

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