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元・中小企業診断士登録養成課程に通う社会人大学院生の日記

ITコーディネータ試験 専門スキル特別認定試験 に合格しました。

城西国際大学大学院の中小企業診断士登録養成課程は、ITに力を入れており、ITコーディネータの資格取得ができる。資格取得ができると言っても、試験は受けなければならず、先日(2014年8月24日)、第30回の専門スキル特別認定試験を受験し、合格したので、勉強方法などの覚え書きをブログに残しておきます。

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城西には試験対策の講義がある

選択科目に、ITCプロセスガイドラインという授業があり、この授業がずばり、ITCの試験対策の授業になっている。僕たち三期生は、2014年の3月に開講された。講師の先生がITCプロセスガイドラインから作成したレジュメに沿って進んでいき、最後のコマに同じく講師の先生作成の問題集を解く形式。 授業を受けたのが半年ほど前ということもあり、試験前になると、内容はほとんど忘れ去っていた。

試験前には5〜6時間の自習を行った

試験前になると、授業の内容は忘却の彼方だったので、試験の一週間前から自習を行った。行き帰りの通勤時間と、試験前日の詰め込みで5〜6時間程度。

自習で使った教材

授業で配布されたレジュメと問題集を主に使用した。その他に、ITC試験のサイト上で配布されているITCプロセスガイドライン(PDF)と、サンプル問題(PDF)も使った。プロセスガイドラインは、量が膨大なので、レジュメのわからない所や、想定問題集の出題箇所の周辺などを読んだ。

試験と出題の構成

試験はCBT(Computer Based Testing)で行われる。試験時間は80分。僕が受験した時は、こんな感じで出題された。

  • IT経営とITCプロセスガイドライン;設問1〜3
  • IT経営認識プロセス;設問4〜6
  • IT経営戦略フェーズ:設問10〜14
  • IT戦略策定フェーズ:設問15〜19
  • IT資源調達フェーズ:設問20〜24
  • IT導入フェーズ:設問25〜29
  • ITサービス活用フェーズ:設問30〜35
  • プロセス&プロジェクトマネジメント、モニタリング&コントロール、コミュニケーション:設問36〜60

設問1〜35がすべて基本問題(ITCとしての専門知識が正しく理解されているかを問う問題)で、設問36〜60のほとんど(全部ではない)が応用問題(ITCとしての専門知識を実践の場で活かすための応用力・判断力を問う問題)だった。

時間には余裕があって、30分ほどで飛ばしながら全問を解きし、残りの50分で飛ばした問題を埋める&見直しを行った。

試験結果

合否は試験終了とともにすぐに出て分野別の正答率がプリントアウトされるので受け取る。ちなみに僕はこんな感じだった。

  • IT経営認識プロセス:56%
  • IT経営戦略フェーズ:100%
  • IT戦略策定フェーズ:100%
  • IT資源調達フェーズ:40%
  • IT導入フェーズ:100%
  • ITサービス活用フェーズ:80%
  • プロセス&プロジェクトマネジメント:56%
  • モニタリング&コントロール:80%
  • コミュニケーション:57%

試験が終わってみて、プロセスガイドラインの基本原則を読み、サンプル問題を解いて、サンプル問題の解答に記載されているプロセスガイドラインの周辺を読めば、十分、合格できる試験だと感じた。

これから、試験を受ける人の参考になれば幸い。

ITコーディネータは試験合格に加え、ケーススタディを受講して初めて資格認定となる。城西国際大学大学院の中小企業診断士登録養成課程では、選択科目としてケーススタディが組み込まれているので、これを修了して試験認定となる。秋からケーススタディが始まるのでこちらも頑張りたい。