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元・中小企業診断士登録養成課程に通う社会人大学院生の日記

僕が大学院の中小企業診断士登録養成課程に行こうと思った理由3つ

僕が大学院の中小企業診断士の登録養成課程に行こうと思ったのは、2012年の2次試験に落ちた直後。中小企業診断士試験を勉強し始めた頃は、まさか自分が登録養成課程に行くなんて思ってもいなかった。ここでは、僕が大学院の中小企業診断士登録養成課程に進もうと思った理由3つをご紹介します。

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1.実践能力の修得

僕は資格の学校に3年間通った。講義のある日はもちろん、講義がない日も資格の学校で無料開放している自習室で勉強したり、インフォーマルな勉強会で仲間とディスカッションしたり、とても充実した日々を過ごすことができた。 勉強したのは試験合格のメソッド。中小企業診断士の試験は一次試験は暗記なので、いかに効率よく知識を頭に詰め込むかが勝負。しかし、二次試験はそうではない。何せ、解答が公表されない。だから、資格の学校は過去問や合格者の答案を分析して、独自のメソッドを構築している。その分析力たるやすごい。そして僕はそのメソッドをなんとかマスターして、本番では実力を思う存分発揮することができた。しかし、見事に不合格。残念だったけど悔いはなかった。 そして、これからもう1年メソッドに磨きをかけるか、登録養成課程でケーススタディや実習を通して、実務で役に立つ実践能力を身につけるかを天秤にかけて登録養成課程を選んだ。

2.診断士プラスアルファの付加価値

大学院によっては、会計やITなど専門知識の修得にも力を入れていて、他の資格もあわせて取得できる。ちなみに、僕の通う城西国際大学大学院の養成課程ではITコーディネータの資格が合わせて取得できる。

また、これはシグナルでしかないけれど、MBAも取得できる。

さらに、年齢や業種などバックボーンが違う人たちと、2年間みっちり勉強することになるので、良い刺激を受けることができる。これらも大学院の登録養成課程に進もうと思った理由のひとつ。

3.取得までのコスト

大学院の養成課程は、大体どこも200万円前後かかる。これを高いとみるか安いとみるか。 診断士試験のコワいところは、二次試験に2回不合格になると、一次試験からやり直しになってしまうこと。また、前述の通り解答が公表されないので自分のだめだった部分がわかりづらい。これによって合格までの勉強時間の見積もりが非常に難しく1〜3年で合格しようと思っていても合格できない人が多い(僕も含めて)。それを考慮すると、2年間しっかりと勉強すれば(ほぼ)確実に資格取得ができるので時間的コストを考えると決して高い金額ではないと思う。 金銭的なコストをみてみると、厚生労働省教育訓練給付制度の適用になっている登録養成過程もあるので、最大10万円返ってくるし、別途、実務補習を受ける必要がないので、実務補修費15万円もかからない。学生になるので学割を利用することで、携帯料金や雑誌の定期購読などの固定費を下げることもできる。1と2のことも考えると200万かかってもおつりがきちゃうなーということで進学をきめた。

という感じ。登録要請課程を考えている人の参考になれば幸い。今後、このブログでは僕の日常をとおして、大学院の中小企業診断士登録養成課程はどいうところかをオープンにしていきたい。今月末から予備研修が始まる。いまから楽しみ。