ついに城西国際大学大学院の中小企業診断士登録養成課程が始まりました。スタートは3月末。なぜ、4月開始ではないかというと、年度が変わると一次試験合格の権利が無効になってしまう人がいるからだそう。経産省的には3月から養成課程生だけど、文科省的には4月1日から大学院生なんだそうな。ちょっと複雑だけど、言われてみれば納得。ここでは、予備研修で僕が印象に残ったことをご紹介。
中小企業診断士登録養成課程は要件を満たさないと放校
中小企業診断士登録養成課程には出席要件がある。科目ごと9割、全体9割の出席がマスト。遅刻は時間単位でカウントされる。忌引きなどは要相談で考慮されるが、他の事情は考慮されない。法律に基づいて実施されているだけあって、非常に厳しい。ちなみに城西国際大学大学院の先輩方は皆さん無事に修了されているそう。素晴らしい。
診断実習の報告書作成は徹夜作業
中小企業診断士登録養成課程に進む人は、全日制コースを除いて仕事をしている人が多い。つまり、実習のときは2つの仕事を掛け持ちしているような状態になってしまうのである(と思ったけど、実は実習中は本業どころではないらしい)。ということで、毎年徹夜作業になってしまう人が多いよう。体調管理と時間管理に気をつけなければ。
多種多様なビジネスマンと熱い2年間を過ごす
これから2年間を過ごす同期の仲間たちは多種多様なバックグラウンドを持っている。大手企業の幹部の方や、変わった経歴の方だと、研究職の方やソーシャルワーカーの方などもいる。多種多様な意見ををぶつけ合って熱い議論を行い、非常に仲良くなるそうだ。ちなみに、僕は最年少。みなさんに比べて、経験は少ないけれど、若さと元気でカバーして、足を引っ張らないように頑張りたい。
大学院生の受けられるメリットもたくさん!
大学院生になることによって、さまざまなメリットを受けることができる。これも非常にありがたい。まず院生部屋。個別のブースがあり、ロッカーも貸してもらえる。学内はWi-Fiが飛んでいるので、MacBook Airでドヤリング(ドヤ顔でMacを使うこと)も可能。これは、夢のノマドライフが実現できるかもしれない!あ、ぼくは社畜だから無理か。 次に図書館。蔵書も充実。院生は学部生より長く借りることができる。トップの写真は診断士の一次試験で一番苦労したけど、一番面白かった経済学の本棚。グルーグマンもいつかは読みたい。 そして院生はコピー機の利用も無料。さらに大学院生は学生なので各種学割が使える。日経ビジネスの定期購読を再開しようかな。
というわけで
試験受験もいいけど、大学院の登録養成課程も結構いいと思う。本当に繰り上がり合格できて良かった。